新卒で入った会社を9ヵ月で辞めて22歳でフリーランスになった話

新卒で入った会社を9ヵ月で辞めて22歳でフリーランスになった話

2017年12月28日、ぼくは新卒で入社した会社を辞めた。

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一度目辞めたのは上司に怒られ、恐怖に支配されたのが理由

大学生4年生のとき。ぼくは某監査法人に内定をもらい、3年生のころから学生非常勤として働いていた。

そこはいわゆる”大企業”で、毎年40名ほど新卒社員を採用している企業。そこに学生のうちから週4で勤務することになったのだ。

はたから見れば順風満帆に映るかもしれない。

たしかにキャリアとしては順調と言えそうだ。

ただ、周りから見てうまくいっているのと、自分の自己肯定感は一致していなかったように思う。

大学の友人からは「もう働いてるの?すげぇなぁ」と言われたりもした。

ぼくは別にそういうので満たされるタイプではない。

別にすごいと思われていようがいまいが、自分で充実していると感じられなければ、生きていてもつまらなかった。

最初の会社は、生きるのが楽しくなくなるほど「しんどいなぁ」と思った。

 

上司がこわかった。

 

たったそれだけで、人生が怯えたものになるとは思わなかった。

その上司と同じクライアントにならないように祈り、同じデスクにならないことを祈り、できるだけ目に入らないように過ごした。

ただ、ぼくはそういう悪運だけは強く引き寄せる力があるらしく、一番いっしょになりたくないその上司といっしょに仕事をすることが一番多かった。

「そんなことも分からないのか」「ちゃんと調べたの?」と言われるのがこわくて質問ができなかった。

やり方が分からないまま、自分で解決しようとしてムダな時間を過ごす。

そして、「今なにしてる?」と聞かれて、やっと質問できたかと思うと、「なんで早く聞かないの?」と、また信用を失う。

 

ぼくは、大企業の一番のリスクが「上司を選べないこと」だと思っている。

自分のタイプに合わない上司に当たると、のびのびと仕事ができないし、顔色ばかりを窺って仕事どころではなくなる。

そんなバカげた話はない。

同じ目的に向かって協力する仲間であるはずなのに、その仲間と仕事をすることに怯えるなんて。

毎日会社に行くのが嫌で、「早く退社の時間にならないかな」と思いながら日中を過ごして、週末がたのしみで、日曜の夜になると憂鬱になる。

「早く時間よ過ぎ去ってくれ」と思いながら過ごす毎日。

時間が命のかけらだとしたら、ぼくはそのとき命をなんだと思っていたんだろうか。

 

「ぼくは何のために生きてるんだろうか」

そう思ったから、入社して7ヵ月、大学生のうちに退職を告げた。

 

二度目辞めたのは自由になりたかったから

「上司の顔色をうかがって仕事をするなんてバカげてる」

「もうこんな思いするのはごめんだ」

そう思ったから、次は””を軸に選んだ。

幸い、まだ大学生だったので、就職活動の時間があった。

なんとか内定をもらった会社は、いわゆるベンチャー企業で、本当にいい人ばかりだった。

 

2回目の新卒入社。

熱い社長がとなりにいて、面倒見のいい先輩がとなりにいる。いつも気にかけてくれて、分からないことも何度も丁寧に教えてくれる環境だ。

一度目とは反対の環境だと感じた。

人間関係に気を遣わなかったので、思いっきり仕事に集中できた。

自分の持つ能力を最大限に発揮するためには、上司の顔色をうかがうことなく、「安心してチャレンジできる空間であること」が、必要なんだと思う。

2回目の新卒で入った会社では、チームで同じ目標に向かって、助け合いながら進んでいる感覚があった。

そうして8ヵ月ほど経った。仕事も順調になってきたころだ。

 

また辞めたい、と思ってしまった。

 

恵まれた環境であったのは疑いようがない。

でも、周りのフリーランスの人たちがそれを上回るくらいにカッコよかったのだ。

友達と遊ぶように働いているのが羨ましかった。

自分のビジョンを表現しようとしているのが羨ましかった。

自分の情熱に目をそらさず、そこに自分を注ぎ込む姿が羨ましかった。

そのせいか、この考えが頭をよぎって離れなくなった。

 

「早く独立しなきゃ」

 

盲目的すぎるのではないか。あまりにも短絡的ではないのか。

何度も何度も、冷静になって考えようとした。

でも、頭でっかちで考えるのは、ずっと前に止めにしたことを思い出した。

自分に嘘をつくのは止めよう。

年末、社長に退職を告げた。

とても心配された。

でも最終的には笑顔で送り出してくれた。「300万円の借金したら帰ってこいよ」という言葉といっしょに。

 

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第二新卒という可能性

第二新卒というカードを切るという選択肢ももちろんあった。

第二新卒専用のエージェントも見つけ、「そこに相談して転職する」という選択肢も多いにありだと思う。

会社というのは、スキルを身につけながらもお金をもらえる場所だ。

こんなに好条件な学び場は他にない。

そこを最大限に生かすも殺すも自分次第だ。

 

転職はせずフリーランスを選んだ

年が明けて2018年になった。

それと同時にフリーの生活がスタートした。

転職の選択肢は一切なかったのは、自分が求めているものが「自由な時間」だったからだ。

関連記事:会社を辞めたい。そのとき選ぶべきは転職か独立か。

フリーランスになったはいいが、収支でいうと明らかにマイナス。

ぼくは今、完全に周りに引き上げてもらっている。

今は事業基盤ができあがっている人たちの流れに乗せてもらって、なんとか生活できている状態だ。

めちゃくちゃ申し訳ない気持ちになるし、自分がいったい何を与えられているのだろうとも思う。

ぼくは無謀にもそれを承知で「仕事ください」と言ってみたことがあった。

それがきっかけでぼくは今仕事をもらえている。

今はまだ誰かの作った流れに乗せてもらっている。

最初はそうするしかない。むしろ積極的に流れに乗せてもらった方がいいと思う。

 

強みとか才能とか言う前に、まずは基盤を整える。”自分の流れ”をつくっていく。

土台ができたら、自分の強みを才能を、もう思う存分に発揮してやればいい。

選択肢は一つじゃない。新卒でどこかに入社するのだけが道ではない。

フリーランスでも生きていける。

企業に就職することに固執する必要はない。世界はもっと広い。

 

選択肢が無数にあるからこそ、ぼくは「情熱に従って生きていけよ」思っている。

だから、ぼくは自分に嘘をつくのを止めると決めた。

情熱に従って生きることを決めた。

いつか立派になって恩を回す。その決意だけは固めた。

 

そうやって会社を辞めた。

関連記事:【会社を辞める前に】新卒で会社を辞めてよかったのか後悔はないのかを9ヵ月で辞めたぼくが赤裸々に現状を語る

関連記事:フリーランスになって半年が経ちました。何してるの?収入は安定しているの?

 

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