どうも、jMatsuzaki株式会社のだいち(@spountant)です。
2020年9月1日、TaskChute CloudのAndroidアプリがリリースされた。(パチパチパチパチ)
このページの前半では、TaskChute Cloud開発元の社員として、「スマホでタスクシュートするときの3つのコツ」を紹介する。
後半は読み物として楽しめる(はずの)、TaskChute Cloudアプリ開発における、険しかった資金調達について少しだけ触れたい。
目次
スマホでタスクシュートするときのコツ
まずはスマホでタスクシュートするときのコツを、大きく分けて3つ紹介する。
- タスク登録より、できるだけタスク実行に特化させる
- 手順書のリンクはスマホでも使いやすいドキュメントを使う
- 自動ロックを「なし」にする
コツ1. タスク登録より、できるだけタスク実行に特化させる
1つ目のコツは、「タスク登録より、できるだけタスク実行に特化させる」こと。
TaskChute Cloudでは、スマホ専用アプリができたので、以前よりも格段にスマホからの細かい操作はやりやすくなった。
ただ、それでもタスク登録の速さでいえば、パソコンに軍配が上がるのはたしかだろう。
なので、スマホでのタスク登録を減らす工夫を行うと、かなり気持ちよく運用できるはず。具体的には、
スマホでのタスク登録を減らす工夫
- パソコンで一日分のタスク登録を済ませる
- 手動のタスク登録を減らすために、ルーチン機能を多用する
TaskChute Cloudであれば、あらゆるデバイスからログインできるので、新規で登録するタスク数が多いなら、パソコンで一日分をまとめてタスク登録するのがおすすめだ。
このとき各タスクを適切なセクションに配置しておくこと。
タスク登録と同時にセクション配置も済ませておくと、スマホでのタスク実行が一段とスムーズになる。
欲をいえば、タスクの実行順も最適化されていれば最高だ。
これは自分のTaskChute Cloud画面。
朝起きたら自動でタスクが生成されており、上から順番にタスクをポチポチしていくだけでいいので、良い意味で「思考停止」できる。
また、そもそも手動で追加するタスクが減れば一気にラクになるので、ルーチン機能を多用するのも良い。
自分は毎日「60」前後のタスクが自動で生成される。
「2日以上連続で行うタスクはルーチン化する」くらい思い切ってルーチン化していくと、自動生成の便利さに驚くかもしれない。
コツ2. 手順書のリンクはスマホでも使いやすいドキュメントを使う
2つ目のコツは、ちょっと細かいが「手順書のリンクはスマホでも使いやすいドキュメントを使う」ことだ。
タスクシュートだけでは管理しきれない「お出かけリスト」や「作業の手順書」は、別途リンクを使っている人も多い。
TaskChute Cloudであれば、「お出かけリスト」のリンクを開くとき、以下のように表示される。
そして、このリンク先がキレイに表示されることだったり、また編集しやすかったりするかどうかが、スマホでは大事なポイントだろう。
今のところ、おすすめはNotionだ。
リストの見やすさだけでなく、リストを更新したいときもサクサクできる。さすがユニコーン。
コツ3. 自動ロックを「なし」にする
3つ目のコツは、「自動ロックをなしにする」こと。
スマホは5分くらい経つと自動でスリープしてくれるが、自分はスリープ機能をOFFにしている。
朝はスマホを開きっぱなしのまま、上記のタスクを上からこなしている。
お風呂は9分かかっているが、そのときもスマホは開きっぱなしだ。
いつでもすぐポチポチできると、行動と行動のあいだがスムーズになる。言い換えると、脱線が少なくなる感覚がある。
スマホアプリ開発までの過程
TaskChute Cloudのアプリ開発に伴い、どうしても開発費用が必要だった。
そこで実施したのが、クラウドファンディングによる資金調達。以下がそのサマリーだ。
クラウドファンディングのサマリー
- クラウドファンディング開始:6/28
- 支援がほとんど集まらない中だるみ期間:7/2 ~ 7/25
- 募集終了まで残り5日の時点で達成率「55%」:7/27
- 残り3日で達成率「58%」と絶望的:7/29
- 24時間で75万円が集まり、ここから快進撃が始まる:7/30(残り2日)
- 達成してもなお、最終日で目標金額を100万円以上上回る:7/31(最終日)
関連記事:クラウドファンディングで5,740,110円を集め成功するまでに辿った道のり【TaskChute Cloud】
結果として「5,740,110円」の資金調達に成功し、アプリ開発に着手することができた。
上記の関連記事は、達成までの流れを追えて、読み物としてけっこうおもしろいと思うので、興味があればぜひ見てみてほしい。