書評 | 倉下忠憲氏の「Scrapbox情報整理術」で使い方の活路が開けた

書評 | 倉下忠憲氏の「Scrapbox情報整理術」で使い方の活路が開けた

どうも、データオタクのだいち(@spopuntant)です。

以前からScrapboxを使って日記を書いていたのだが、「もっとScrapboxを使いこなしたい」と思い、倉下忠憲氏の「Scrapbox情報整理術」を手に取った。

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このページでは本書の概要と、どんな人にこの本がおすすめなのか、この本を読むとどういう変化が起こるのか、について書いていこうと思う。

 

「Scrapbox情報整理術」を手にする前後のBeforeAfter

本書を手に取るまでは、なんとなくの感覚でScrapboxを使っていた。

たとえば、とりあえずScrapbox内に情報を詰め込んでおいて、いい感じにリンクでつないで、、という感じで。

ただ本書を読んでからは、Scrapboxに対するイメージが変わったので、「こうやって使えばいいのか!」が明確になった。

Scrapboxは「知のコラボレーションツール」であり、「知識の部品化」を促進してくれるツールなのだ。

詳細は後ほど説明するが、使い方のイメージを持てることで、Scrapboxの活用の仕方が鮮明にわかるようになる。

 

倉下忠憲氏の「Scrapbox情報整理術」の概要

「Scraobox情報整理術」の目次は以下のようになっている。

  • ようこそSrapboxへ
  • Scrapboxの構成と入力方法
  • Scrapboxはネットワーク構造で情報を整理する
  • Scrapboxで知をつないでいく
  • もっと便利にScrapboxを使う
  • 知のコラボレーションで時代を切り開く

始めにScrapboxとは何かが解説される。

次に情報や知識とはどのような性質を持つか、情報整理はどのような歴史を辿ってきたかが解説され、それに沿ってScrapboxの具体的な活用方法が紹介される。

 

「知識を部品化する」ことが本来のScrapboxの使い方

Scrapboxの「Scrap」には「断片」や「欠片」という意味であるので、その名のとおりに小さな欠片を意識して知識を保存していくと、使い勝手が上がるという。

1つのページに長々と記述し、複数の項目を詰め込む代わりに、それぞれを個別のページとして独立的に作成し、リンクでつなげることを意識するわけです。

Scrapbox情報整理術 p.105より

1ページにあれもこれも情報が載っていると、リンクを飛ばしたときに他の今は必要のない知識もくっついてくるが、「1ページにつき1知識」を意識すると、格段にリンクとしてつなげやすくなる。

たとえば、7つの習慣についてまとめたページがあったとしよう。

そのページに第1の習慣「主体的である」から第7の習慣「刃を研ぐ」まで詰め込まれていたとしたら、「主体的である」だけを切り出したいときに不便になってしまう。

なのでイメージとしては、7つの習慣の一つひとつの習慣を7つの「知識のかけら」にし、それぞれページとして独立させることで、より意味のあるリンクをつなぎやすくなるというわけだ。

 

1人の知のコラボレーションから、複数人の知のコラボレーションへ

たくさんの知識のかけらが集まると、知識と知識が結びついて、新たなる発想が生まれる可能性が高まる。

知識は頭の中ではすでにネットワークとして形成されているが、それがScrapbox上で可視化され、ネットワーク状につながっていく。

個人の頭の中が可視化されネットワーク化されるだけでも効果があることは目に見えているが、それが複数人になるとさらに知識のコラボレーションが加速するだろう。

Scrapbox上に複数人の知識が「かけら単位」で保存されると、そのネットワークの広がりは想像しただけでワクワクする。

本書を読んで非常にワクワクさせてもらったので、興味があればぜひ手に取ってみてほしい。

Scrapbox情報整理術

 

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