どうも、フリーランスのだいち(@spountant)です。
今でこそ収入が安定してきたが、月収が14万円のときは住民税の支払いを遅らせたり、削れる支出は削ったりして、食いつなぐだけでやっとの状態だった。
収入が増えた最初の月、あからさまにお金の出先が変わったなぁと感じる。
自分の覚え書きとして、このページで「お金がないとできなくなること」と「お金があるとできるようになること」についてまとめてみた。
1.バランスのとれた食事ができなくなる
バリエーション豊かな食材を食べようと思うと、その分食費がかさむ。
お金がないときは三食が「白米・卵・納豆」になる。
たまに味噌汁を作って幸福感を味わうが、バランスのとれた食事というには程遠い。
お金が入ってからというもの、スーパーでさまざまな種類の食材を買うことに躊躇がなくなったし、たくさんの食材を使って調理をするようになった。
2.遠出が億劫になる
自分が住んでいた小岩から池袋までJRで向かうと、片道で350円ほどかかる。往復で700円だ。
お金を満足に蓄えられていないと、この700円をケチりたくなる。
東京にいるメリットは「人と直に会える」ということであるというのに。
収入が増えてからは、人と会うことの支出は気にしないようになった。
お金の心配を脇において、思う存分その人との交流を楽しめる。
3.趣味への支出が削られる
食うのに精一杯なのに、趣味にお金を使っている場合ではない。
ドラムを始めてみたいが、電子ドラムなんて買う余裕はないし、買っても罪悪感しかないと思う。
「こんなもの買うなら、自己投資したほうがいい」
「ドラムの練習する時間があるなら、お金を稼げるように仕事をしたほうがいい」
そう感じていたはずだ。
ただお金の余裕は心の余裕に直結していて、電子ドラムを買えるくらいの金銭的余裕ができると、仕事と趣味と大切な人と、これらのバランスを十分にとれた時間の使い方ができるようになってくる。
4.お家がボロボロになっていくのに修理できなくなる
水道の蛇口が取れてしまったけど、まだ水は出せるから修理しない。
2階のトイレが詰まっていて使えないけど、他の階のトイレを使えばいいから修理しない。
家がボロボロになった状態を放置しておくと、確実にQOLは低下する。
5.治療と予防が後回しになる
肌が荒れても、自然治癒力で治そうとする。
なんとなく歯に違和感があるけど、知らんふりをしてそのままにしておく。
肌荒れは皮膚科いったほうがすぐに治るし、歯なんてものは定期的に診察してもらったほうがいいに決まっている。
なのにお金がないことを理由に、病院から足が遠ざかる。
健康は何よりも幸福度に直結する資産なので、いの一番に投資すべきだというのに。
お金に余裕ができれば、心にも時間にも余裕が生まれるので、それまではなかった「予防」という選択肢が浮かび上がってくる。
お金は人生を豊かにしてくれた
- バランスのとれた食事ができなくなる
- 遠出が億劫になる
- 趣味への支出が削られる
- お家がボロボロになっていくのに修理できなくなる
- 治療と予防が後回しになる
お金で買えない幸せはあるが、お金で減らせる不幸は山のようにある。
お金がなかったころのことを鮮明に残しておくことで、投資先を冷静に決められるようになる手助けとなればいい。