Excelでキャッシュフロー計算書のひな形を作る方法は簡単【個人事業主】

Excelでキャッシュフロー計算書のひな形を作る方法は簡単【個人事業主】

どうも、公認会計士試験合格者のだいち(@spountant)です。

「損益の流れはマネーフォワードで測定できているけど、現金の流れを細かく把握できていないな……

自分はそんなモヤモヤを抱えていたので、「キャッシュフローを可視化するしか!」と一念発起して、Excelでキャッシュフロー計算書を作成した。

キャッシュフローの流れをちゃんと把握できていないと、引き落とし失敗の恐れや、資金計画を立てられないことによる不安がある。

その不安を払拭するべく、このページでは会社規模ではない個人がExcelでキャッシュフロー計算書をつくる意義と、その具体的な使い方について紹介していく。

 

Excelでキャッシュフロー計算書を作る方法

最初にもっとも重要な問いに答えておこう。

キャッシュフロー計算書はどうやって作るの?

手順は簡単で、1分あれば終わるはずだ。

  1. Excel内で「キャッシュフロー計算書」と検索
  2. 「キャッシュフロー計算書」という名前のテンプレートを選択

以上のみなので、ここからはこのキャッシュフロー計算書を活用するメリットを紹介する。

 

個人こそキャッシュフロー計算書を作る意義がある

会社でこそキャッシュフロー計算書はよく用いられているが、個人単位で活用している人にはあまり会ったことがない。

しかし個人でもオリジナルのキャッシュフロー計算書をつくるメリットは十分にある。

具体的には、作成するメリットは以下の3つだ。

  1. 支払い不能を避けられる
  2. 運転資金を把握できる
  3. 余剰資金を把握できる

 

1.支払い不能を避けられる

1つ目の作成のメリットは、支払い不能を避けられることだ。少なくとも「支払いができるかどうか」は判断がつくようになる。

損益計算書では「売上」と「費用」の”発生した”タイミングはわかるが、実際に現金が出ていくタイミングはわからない。

たとえば1月に行った仕事の「売上」は1月に計上されるが、実際に「現金」がもらえるのは2月だったり3月だったりするわけだ。

なので「売上」は発生しているにもかかわらず、「現金」が入ってきていないために、直近の「支払い」が滞ってしまいかねない。

キャッシュフロー計算書では、実際の現金の増減だけを見ていくので、上記の“黒字倒産”問題を解決できる。

 

画像は仮の金額だが、一番下47行目の「現金持ち高」がプラスであれば、確実に支払いを行える状態であるということだ。

キャッシュフロー計算書をつくるもっとも大きな意義は、この「支払いができるかどうか」を確認できることだろう。

 

2.運転資金を把握できる

2つ目のメリットは、運転資金を把握できること。

運転資金は「経営を行うにあたって必要な資金」という意味でよく使われるが、要は「毎月必ず使う金額のこと」だと考えていいだろう。

半年分もキャッシュフローの情報がたまれば、それぞれの項目について、だいたい月にどれくらい現金が出ていくかを把握することができる。

食費は毎月約10,000円の現金支出、カードの引き落としは毎月約30,000円の銀行引き落とし、といったような感じだ。

運転資金を把握できると、来月の支出もおおかた予測できるようになる。いいかえると予算を立てて行動できるようになる。

予算を立てられると、「今月あとどれくらい使えるのか」も併せて把握できるので、日々の意思決定に役に立つ。

 

3.余剰資金を把握できる

3つ目のメリットは、余剰資金を把握できることだ。

全体の現金の流入から、毎月出ていく運転資金を差し引くと、余剰資金を算出することができる。

余剰資金は多ければいいというわけではない。

なぜなら余ったお金をただ放置していても、年利0.001%でしかお金は増えていかないからだ。

逆にいうと年利で0.001%以上の投資ができれば、その投資は銀行に預けているだけよりも良い判断といえる。

投資は金融投資だけでなく、自己投資ももちろん含まれるので、貯金をしない余剰資金は積極的に投資に回していきたいところ。

そしてキャッシュフロー計算書をつくることで余剰資金を明確に把握できるので、いくら貯金に回して、いくら投資に回すかという判断の助けになる。

 

Excelのキャッシュフロー計算書テンプレートの使い方

では実際に自分が行っているExcelキャッシュフロー計算書の作り方を紹介しよう。

1. まず毎月の「現金収入」を書いていく。

それぞれの収入源ごとに、発生した「売上」ではなく、実際に銀行口座に入ってきた金額を記入する。

 

2.次に毎月の「現金支出」を記入しよう。

クレジットカードで払ったものは当月の支出にならないので注意。

反対にクレジットカードの引き落とし額だけを管理していれば終わるので、ラクといえばラクな作業でもある。

 

3.最後に「現金持ち高」を確認する。

「現金持ち高」=「余剰資金」なので、あまった資金をどんな道に投資していくのかを決めていこう。

 

キャッシュフロー計算書で現金収支を分析しよう

  1. 支払い不能を避けられる
  2. 運転資金を把握できる
  3. 余剰資金を把握できる

現金の流れを把握できている安心感と、データに基づいた意思決定をすることができるようになるので、Excelキャッシュフロー計算書の普及活動はどんどん進めていきたい。

ただ、最初は元データを集める必要があるので、それはマネーフォワードを使って収支を一元管理するといいだろう。

関連記事:【初心者向け】マネーフォワードの使い方手順7ステップをやさしく解説

 

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