ウェルスダイナミクススクエアの上側がダイナモ、下側がテンポだ。
ダイナモは「雲の上に顔を突き出している」と言われていて、
- アイデアが空から降ってくる
- 遠くのビジョンが見える
のが特徴。
一方、下側のテンポは「地に足がついている」タイプで、
- 周りの状況がよく見える
- 五感で周囲の雰囲気を感じとることができる
のが特徴だ。
今回は、ダイナモとテンポを比較して、どういう特徴の違いがあるのかを考察していく。
目次
ダイナモはアイデアの発想スピードが速い。テンポはゆっくり
ウェルスダイナミクススクエアの上側と下側で違うのは、思考スピード。
ダイナモは、思考のスピードが早く、その分アイデアもポンポンでてくる。
空からアイデアが降ってくると言われており、抜本的なアイデアも思いつく。
ただ、基本的には、自分が経験したこと、知識としてもっていることの組み合わせだ。
それらが大量にかつ猛スピードでがっちゃんこされ、いいアイデアが浮かんだら、ちょっとカミナリに打たれる、という感じに思う。そうやって閃く。
テンポは思考のスピードがゆっくり。
テンポは「五感で思いつく」という言い方がぴったりかもしれない。
「ここはこうで、、あの人はこうで、、あれがああだから、、うん。閃いた!」という形で、現状をしっかり見渡しながら発想をすすめる。
自分が経験したこと、知識としてもっていることを、一つひとつ組み合わせて、「うーん違うなぁ。。あ、これいいかもなぁ。。」という感じでアイデアを生み出していく。
ダイナモは早口、テンポはゆっくり喋る
ダイナモは、喋る速度が速い傾向がある。
その場で思いついたことをバンバン口に出せるのも強み。
思考のスピードが早いので、即興でも対応できるのがダイナモだったりする。
テンポは、柔らかい雰囲気でゆっくり喋るひとが多い。
そして、感じたことを言語化することに時間がかかる。
だから、会話が終わったあとから言いたいことが出てくることがあり、「あのとき、あういうふうに言えたなぁ…」となることもしばしば。
テンポは即興が苦手で、思いついて行動に移すまでにタイムラグがある傾向がある。
ダイナモは飽きっぽい。テンポは淡々とこなす
ダイナモは、その思考スピードの速いので、いろんなことを思いつく。
いろんなことを思いつくがゆえに、一つのことを続けるのが苦手で、飽きっぽい。
テンポは、同じポジションを取りつづけられるのが特徴。
思考があっちゃこっちゃいかないので、同じ作業を淡々とこなすことができる。
「同じことをつづける」というのは、ダイナモにとって苦痛な作業ではあるが、テンポにとってはむずかしいことではない。
ダイナモは未来を見据え、テンポは今を見る
ダイナモは、ビジョンクリエイト力に長け、未来のビジョンを描くことができる。
大きな未来を描くのもダイナモの特徴だ。
ただ、どうやってそれを実現するかはあまり考えに至っていないことが多い。
テンポは、地に足をつけて、周りを見渡し、今を生きているという言葉がしっくりくる。
逆に、未来のビジョンを描くのは得意ではない。
「やりたいことがわからない…」という悩みを抱えているのも、テンポの人が多い気がする。
ダイナモは人を引っ張り、テンポは人についていく
ダイナモは、そのビジョンクリエイト力や、みなぎる自信によって、人を惹きつける才能がある。
逆に、人に従うのは苦手で、あれこれ細かい指示を出されると疲弊してしまう。
テンポは、周囲の状況に適応するのが得意。
自ら人を引っ張るタイプというよりは、ビジョンをもっているひとのフォロワーとして活躍する。
チームプレーを得意とし、「みんなで」という意識が強い。
他人に迷惑をかけるのことをすごく嫌がり、フォロワーとして責任をもって、職務を果たす。
ダイナモとテンポの違いを知って、活かす
- ダイナモはアイデアの発想スピードが速い。テンポはゆっくり
- ダイナモは早口、テンポはゆっくり喋る
- ダイナモは飽きっぽい。テンポは淡々とこなす
- ダイナモは未来を見据え、テンポは今を見る
- ダイナモは人を引っ張り、テンポは人についていく
以上がダイナモとテンポの違い。
この特徴は「自分がもっとも抵抗の少ない道のりを示してくれるもの」であって、諦めの材料として使うわけではないことを念頭においておこう。
あなたの強みを知り、ほかのタイプのひととの違いを知れば、きっとその違いをおもしろがれるようになるはず。
コメントを残す