問題解決するのがコンサルタント、解決する勇気を養うのがコーチング

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問題解決するのがコンサルタント、解決する勇気を養うのがコーチング

最近ちまたで、「なんちゃってコーチング」をしている人が増えてきているらしい。

 

「それ、コーチングじゃなくて、コンサルでしょ?」という事例。

 

コンサルとコーチング、その違いはどこにあるのか。

 

そしてぼく自身が、どちらに携わりたいのかを見極めるためにも、コンサルとコーチングの違いを考えてみた。

 

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問題を解決するコンサルタント、解決力を養うコーチング

結論からいうと、問題を解決するのが「コンサルタント」

相手の解決力を養うのが「コーチング」だと結論づけた。

 

「縦の関係」を構築し、ラクに問題解決してくれるのがコンサル

コンサルタントはビジネスの世界において、大きな力を発揮する。

 

自社の課題を解決してほしいというニーズは山ほどあるし、自社でやらずに問題の解決策まですべて考えてくれるので、お願いする側としてはとてもラクだ。

 

そして、お願いする側に問題解決能力が育まれるわけではないので、継続的に仕事を依頼してもらえる可能性も高い。

 

ビジネスにおいては、「お金を払ってでも、ある課題をラクに解決したい」というときにコンサルタントが非常に頼りになる。

 

しかし、ビジネスではなく、個の生き方に触れる課題であったときに「コンサルをすること」に危うさが生じる。

 

というのも、コンサルというのは、基本的に「縦の関係」であり、コンサル側のほうが上だということを暗に意味している。

 

個の生き方に触れる相談をされたときに、コンサルをしてしまうということは、相手を下に見ていることにもつながりかねない。

 

コンサルする側からしても、相手を下だと認識してしまうからこそ、「介入」してしまう。

 

介入によって、相手を良い方向へ導こうとする。

「自分は正しくて、相手は間違っている」という前提で。

 

そして、相手の課題に介入しつづけた結果、相手の問題解決力が養われなくなる。

自分の足で立つことができず、ずっとコンサルタントにもたれかかることになってしまう。

 

「横の関係」を構築し、課題に立ち向かう勇気を養うコーチング

一方、コーチングは「横の関係」を構築する。

 

「縦の関係」ではないからこそ、相手の課題は相手自身が解決しなくてはならない。

といっても見捨てるわけではなく、最大限の援助はもちろんする。

ただ、最終的にその問題に立ち向かうのはその人自身なのだ。

 

自分を「そのままのわたし」として受け入れる手助けをし、相手が課題に立ち向かう勇気を養う。

 

コーチがその人の課題を解決するのではない。あくまでも、解決するのはその人自身だ。

 

コーチは「介入」しない。ときには待つ。相手を急かすことなく、じっと待ちつづけることもある。

 

相手に靴ひもの結び方を教えるよりも、自分で結んであげた方が早いかもしれない。

ただ、それは介入であり、相手の課題を取り上げていることと同じ意味をもつ。

その介入が繰り返されると、結果として、課題に立ち向かう勇気がくじかれてしまう。

 

相手と「横の関係」を築き、敬意を評しているからこそ、相手を信じて待つ。

対等な「横の関係」を築くところから、コーチングはスタートする。

 

コーチは「勇気づけ」というアプローチをする

嫌われる勇気にこんな一節がある。

勉強しなさい上からと命令するのではなく、本人に「自分は勉強ができるのだ」と自信を持ち、自らの力で課題に立ち向かっていけるように働きかけるのです。

-嫌われる勇気p.201

誰かから与えられた答えは、その場しのぎの対処療法にしかならない。

 

自らの力で課題に立ち向かっていけるように働きかける。

 

これがコーチの役割だと思う。