4月からぼくらは新卒社員として働くことになるわけだ。それまでに絶対Shinさん(@Speedque01)の以下に紹介する記事を読み込んでやろうと思っていた。
読み込んだ結果、「これは同期にシェアしなければ!!」との衝動に駆られたので、仕事の心構えからテクニックまで、メモがてらここに残しておく。副業を学ぶブログなのに、本業のことを思いっきり書く。
読み込んだShinさんの記事はこちら:「仕事ができる人」になりたい人必読の42記事を紹介するよ – Outward Matrix
仕事に関してはShinさん、営業に関しては芦名さん(@ASHINA_ashina)を参考にした。先に言っておくと、以下の内容は、99%ほぼ引用である。
- 仕事の心構え
- 深く悩めるのはスキルである
- 一番偉いのは、最初に案を出すやつ
- 学ぶ力をつけるための具体的Tips
- プロ意識はモチベーションの概念を不要にする
- 最高の生産性を出すために
- 腕力で倒しきる気概
- 当たり前をやり切る
- 仕事のできる人の条件
- 新入社員用仕事術
- 仕事が早くなるコツ
- 頭フル回転ワード集
- 仕事を任されたらどうするか
- 精神論抜きの生産性向上Tips
- 営業の極意
- アポの場所
- 営業時の自己紹介
- 仕事の早さは信頼を勝ち取る
- 仕事がうまくいかなかったら
- 最後に
目次
仕事の心構え
- 若さで許してもらってるようじゃダメだ。
- リスペクトしつつも、セルフイメージだけは相手と同等であること。
- 発見を妨げる最大の障害は、無知ではなく、知っていると錯覚することである。
- 自分のことだけ考えていると全然伸びない。周りの人の役に立つために今何ができるか常に考える。
- 学んだことはカテゴリわけしてメモ→カテゴリとしては、「英語」「資料作成」「メール」「プレゼン」「その他」など。
- 自分の能力を置いておいて「こういうことをさせろ」だとか要望ばっかり言って、目の前の仕事にコミットしない子がいる。
- まずは目の前の仕事を全力で取り組む。そうすることで、信頼を獲得でき、おもしろい仕事が降ってくる。
- わからないこと自体はしょうがない。
- 勇気を振り絞って「すみません、ここわかりません!忙しい中すみませんが教えてください!」と叫ぶ。
深く悩めるのはスキルである
- 仕事というのは、意志決定の連続であり、どれだけ質の高い意志決定ができるかで、仕事の質が決まる。
- 質のよい意志決定をするためには、「なぜ自分はこの行動を取るのか?」「本当にこの行動が最適な行動だと言えるのか?」ということを、徹底的に自問自答しながら行動しなければならない。
深く悩むためのステップ
- レベル1. まずは知識をつなげてみることから始めてみる。
- レベル2. 次に、ゼロベースで考えてみる。
- レベル3. 最後に、そもそも論を深堀りして考えてみる。
- 周りの空気感に流されずに、自分の頭で考え続ける。
一番偉いのは、最初に案を出すやつ
- 権限を持っていてもダメな奴はダメ。
- どんな仕事でも、一番偉いのは「最初に案を出すやつ」
- 批判なんてだれでもできる。でも、「最初に案を出す」のは勇気もいるし、なにより皆から馬鹿にされないように一生懸命勉強しなければいけない。
学ぶ力をつけるための具体的Tips
- 「締切付アウトプット」が要求される環境に身を置くことで、三日坊主対策になる
- 「教育係」を買って出る
- 「教えたがりの先輩」といい関係を築いておく
- 「読んだら書く」を徹底する
プロ意識はモチベーションの概念を不要にする
- モチベーションは本質的に不安定である。なぜなら日常の出来事から大きく影響を受けてしまうからだ。
- モチベーションは気まぐれであり、プライベートの状況に左右されやすい。
- だが、プロ意識は異なる。やる気を言い訳にしない。プライベートの状況にかかわらずクオリティの高いものを仕上げようとする。納期に間に合わせようとする。
- 会社員も給料をもらって働いている以上、プロとして行動すべきだ。
- 結局のところ、モチベーションは外部から与えることは不可能だ。
- しかし、プロ意識は教育によって高めることが可能である。
必要なのはまずプロとしてのあるべき姿・規律などの行動規範。第二によく考えられた目標。そして最後にそれらを体現する模範的人物。 これらが必要なことの全てであり、どれが欠けてもプロ意識は生まれない。
最高の生産性を出すために
- まずイシューありき。
- 「何に白黒つけたら良いのか」「自分は何にケリをつけるのか」を最初の段階でクリアにしておく。
- 例えば、恋人が出来ない人の問題解決であれば、「会う人の数が足りていないのか」「会ってからの成就の確率が低すぎるのか」がクリアにならなければ、問題解決は運頼みになってしまう。
- 課題解決の論理のツリーがどこから始まると考えるべきか、ということでもある。
腕力で倒しきる気概
- スキル、経験、人間性のあらゆる点で諸先輩たちに適わないのが1年目。
- 誰よりも頑張る、は当たり前として、さらにその先に突き抜けるための努力をできるかどうか。
- あらゆる仕事で期待値を超えること。
- できずに悔しかったら、わかるまで、できるようになるまで、とことん突き詰めること。
- 次は腕力で倒しきること。
当たり前をやり切る
- 期待値を超えろ。
- 自己レビューやふりかえりは欠かすな。そこに自分だけの学びがある
仕事のできる人の条件
- 何かを頼まれたら「なぜその仕事をする意味があるのか」本質的な目的を聞く
- 睡眠時間を何としてでも守り抜く。
- いかにサボるかを考える。
- 一から情報を集め、一から資料を作ろうとせず、既存のデータを使いまわせないか考える。
- アウトプットをしたら未完成でもフィードバックをもらう。
- 間違った方向に向かって内容を深めることは、致命的な時間のロスだと知る。
- 会議は「次のアクションは何か」を決めるための議論をする。
- 自分でやったほうが早い場合でも部下に任せる。
- 社内を見て仕事をするのではなく、ユーザー(顧客)を見て仕事をする。
新入社員用仕事術
- 頼まれたことと、自分の解釈があってるか、自分の言葉で説明する。
- クローズドクエスチョンで質問する。
- 適切なタスクリストで抜け漏れを防止。
- 毎日30分単位でスケジュールを決定、それ通りに動くことを習慣化
- 毎朝自分が抱えているタスクをすべて洗い出し、完了予定時間とボトルネックを付記したうえで、上司に毎日送る。
- 徹底して過去の経験を活かすため、指摘された事項は一覧化しておく。
- 情報を周囲に提供し続ける。
→「なんでもいいから役に立つ情報をメールで展開しろ」ということ。オフィスのお役立ち情報でも良いし、新聞に載っているクライアントの最新情報でもいい。そういうふうに情報提供してくれる人のことを、無碍に扱うようなメンバーはそうそういないはず。むしろ感謝してくれる。 - 議事録を進んで作成する。
- 日報を使って毎日改善/上司との円滑なコミュニケーションを図る。
日報のテンプレート
・今日やったこと
・上司からのレビュー待ちタスク
・上司以外(クライアントやバックオフィス)からの連絡待ちタスク
・今日の所感
・問題と改善点 - ただただ仕事をたくさんやれば成長するかというと、残念ながらそんなことは絶対にない。
- 毎日しっかり自分のしたことを見つめなおし、改善する以外に道はない。
- 自分自身の評価をまず自分でつける。
- 全ての仕事において「ゴール」を考え続ける。
- 進捗報告は定量的に実施する。→「70%完了です。あと1時間半で完了予定です」
- 本当の意味で「わかる」まで手を抜かない。
- 腹落ちするまで、他の人に完璧に説明できるまで理解する。このクセをつけないと、いつまでたってもオロオロすることになりかねない。
- 自分を最後の砦だと考える。「上司がいるから、自分がミスっても良いだろう」という気持ちがある限り、絶対に上にはいけない。
- 「できません」はNG、「こうであればできます」と言う
- 「いまこれやっていて、こんなとこに困っています。」と自分から言ってきてくれる部下は、上司にとって非常に助かる存在。
- セルフレビューは5回繰り返せ。
- 作成2割、レビュー8割。資料作成自体は、最初は荒くてもいいのでササッと終わらせる。そして、それから質を最大化するためのセルフレビューに時間をかける。
- 笑顔で明るく元気よくいろ
仕事が早くなるコツ
- 早く帰るための目的を明確化する。
- 早く帰らなければならない理由を誰かに共有する。→「3月末のTOEICで850点以上取ろうと思ってさ、今日から毎日19時には帰って2時間勉強しようと思うんだよね」とかそういう軽い感じで大丈夫。
- すべてのタスクをリスト化し、上司に事前に送付する。→おススメは、毎朝自分が抱えているタスクをすべて洗い出し、完了予定時間とボトルネックを付記したうえで、上司に毎日送ること。以下テンプレート。
上司様
おはようございます。本日のタスクリストと完了予定、ボトルネックをまとめましたので、送付します。もしさらに優先すべきタスクや認識違い等ございましたら、お手数ですがご指摘願えますでしょうか。
タスクA:本日AM10:30に完了予定。ボトルネックは特になし。
タスクB:○○さんから受領メール受領次第完了予定。AM11時までにこなかったらリマインド実施。
もし他に必要なタスク等ございましたら、いつでもご連絡ください。
- すべての仕事を15分単位で区切り、爆速で完了させる。
- 「そのタスク、本当に1時間も必要?実は15分で終わるんじゃない?」という自分への猜疑心を持つ。
頭フル回転ワード集
- 具体的には?
- なんで?なんでそういえるの?
- 理想は?
- 一言でいうと?
- そもそも
仕事を任されたらどうするか
- 納期を確認せよ
- 成果を合意せよ
- 仕事を分割せよ。→依頼された仕事は、大きな岩の固まりのようなものだ。そのままでは扱うことが出来ないし、誰かの手を借りることも出来ない。
- 難しい仕事から取り掛かれ。→難しい仕事、特に「どうしたら良いかよくわからない」仕事は、思っているよりもはるかに時間がかかる。おそらく見積の2倍から3倍はかかる。後になって納期が迫っている時にそれがわかっても手遅れだ。
- 行き詰まったら、「即、相談」せよ。→無理とわかってやり続けるのはお互いにとってマイナスだ。その際は必ず、仕事の依頼者へ即相談せよ。相談が遅れれば遅れるほど、あなたの信用に関わる話となる。
- 説明責任を果たせ。→仕事を任せた側は常に不安だ。そして、その不安を解消する責任は、仕事を引き受けた側にある。少なくとも3日に1回は報告せよ。また、丁寧な説明を心がけよ。説明のわかりやすさはそのままあなたの信用につながる。
- 自分でゼロから考えるな。前例を探せ。
- 人への依頼は早めにし、1から7を守らせよ。
精神論抜きの生産性向上Tips
- メールチェックの時間はまとめて取ったほうが良い。本当に緊急の連絡なら電話で来る。
- タイムリミットを作ることは集中するために必須だ。
- 作業を始める前に5分考える時間を取る。
- 繰り返し行うことは徹底的にシステム化しておく。
- 血糖値をコントロールする。
営業の極意
- 電話の場合、電話の向こう側を笑わせることが大事
A)もしもしBさんですか?
B)はい。
A)ちなみにご紹介の〇〇さんからなんか聴いてますか?
B)いえ。何も。
A)ハッハッハ(^O^)そうですか~。
- これだけ笑!何を言われても爆笑するってゆう笑
- 自社商品を売るとき、良さがわからないものも確かにある。
- それは僕自身がそれが本当に必要か?と解釈する時間に一番時間をかける。
- プロダクトを単に売るだけではなくてストーリーを作る感覚。
- 「これがないと世の中はどうなるか?」「目の前の人はどうなるのか?」「これが解決したいものは果たして?」
- 納得してないモノを売ると後々の信頼に響いてくる気がする。
- 自社のサービスでそのお客さんの問題を解決できるかもしれないと思ったら営業を掛ける。
- 自社サービスで問題を解決できないようであれば、押し売りせず、他社製品を勧めてでも信用を獲得すべき。
- お客さんの課題にマッチしていない自社製品を使っても結果が出ない。
- お客さんの課題第一に考える事で信用が生まれる。
- 自分の向き不向きをわかると良い。楽しませるのが好きな人はそっちを頑張れば良い。戦う場所を決める。
- 「話を聞いて興味がなければ、正直におっしゃって下さいね」と、相手の判断を尊重して話す。
- もし、相手が「YES」の判断をしたら、そのときに全力で背中を押してあげる。
- 一番やってはいけないのが、相手が「NO」の判断をしたのに、自分の営業成績を上げるために「YES」に覆そうとしたり、「YES/NO」の判断をする前にこちらの判断を押し付けること。
- 営業マンの腕の見せ所は「NO」を「YES」にするのではなく、お客さまが「うーん、考えてみます」というようなあいまいな反応の時、そこでしっかり「もし必要ないのであれば、正直に言ってください」と言えるかどうか。このひと言が相手の本心を引き出す。
- 「NO」なら「NO」でいい。「NOとおっしゃってください」と伝え「いやあ、NOではないんだけどね」と言うなら、一緒に契約への不安を解消していけばいい。
- クロージングのゴールは契約だけじゃない。契約をもらうというのは1つ目のゴール。2つ目のゴールは断ってもらうこと。そして、3つ目は断らないのであれば、次回会うときまでに不安材料を解消すること。
- 「売る」というよりは「寄り添う」に近い感覚。
- お客さんの話をきく。自分の商品を売りたい、けどまずお客さんの話をきく。意外とできていない人が多い。
- 価値を伝え、相手に「yes」か「no」かを判断してもらえ。
- お客さんの名前を呼ぶ。
- 世間話の延長のように「紹介してください」「いいよ」くらいのすごくラフな感じで、お客さんを紹介してもらう。
アポの場所
- 必ず1駅動かす。
- 人が場所を変えて自ら足を運ぶ時点で半分心が決まっている。
- 開口一番、『今日なんで来たんですか?』と聞く。
- 必ず向こうにも来た理由がある。相手の言葉で理由を発信させる。人は自分が話した言葉に一番納得、説得される。
- 10時新橋、13時赤坂、15時中目黒みたいなアポだとすると3つしかアポないのに6時間とか7時間とかやってるってなっちゃって、時間で働いてる感覚に陥る。
- だから、渋谷でアポ入ったらその日は全部渋谷でアポ入れる。そうすれば8時間で8人に会える。圧倒的に成果が違う。
営業時の自己紹介
- 「何故この仕事をしているのか」を言葉にして相手に伝える。
- 決断の理由をしっかり伝えること。決断の背景を。
- 自分の信念や今の仕事をやっている理由をしっかり話す事で、信頼してもらえるし、今後の提案がしやすい。製品の説明よりもまずは自己紹介をする。
- 1.名刺:名刺に自分の価値観を書く。
- 2.自己紹介パワポ資料:実績を書いておく。
- 3.オフィシャルページ:ブログとセットにしているとURLを前もって送ったり出来るから紹介もしやすいし、されやすい。会ったことない人に自分を認知された状態で会えると良い。
- 今の営業の仕事になぜ就いたのか、その理由を説明するだけで、「価値観の自己紹介」になる。
- ここでのポイントは「この人はウソをつかなそうだな」と思ってもらうこと。
- 「この人、すごい人だな」と思われることを目的にする必要はないので、営業をするかっこいい理由がなくてもいい。
- 営業マンって基本的に全員いいことを言う。
- それをお客さんは「本当なの?」と疑うから買ってもらえない。つまり営業マンの信頼の問題。
- お客さんは論理的に言葉にはしないが、感覚的に、取り繕う人間は見抜いている。
- たどたどしくても、熱意を持って真実を伝えたほうが、結果として良い印象を与えることになる。
仕事の早さは信頼を勝ち取る
- 仕事が早いやつは、たいてい仕事できるやつ。
- 少なくとも仕事の早いやつは信頼できるので、仕事を任せようと思える。
仕事がうまくいかなかったら
- 単にあなたがそこが合わなかっただけ。
- あんまり自分を責める必要はない。
- 単にたった一人の上の人とウマが合わなかっただけかもしれない。
- 適所を探し続けるのをやめないでください。
- 嫌なら入社から1年であろうと、半年であろうと辞めていい。
- ぼくも半年で辞めた。
最後に
「誠実に、考え続けること」
これさえできれば、どこまでも伸びると思う。