会計士試験の勉強法ー基本的なポイント9つを紹介する

会計士試験の勉強にあたり、レクチャー期・答練期・直前期とかがある。

 

受験するうえで、ぜんぶの期に共通して大切だと思った9つのことをまとめてみた

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勉強の水準を高めるためにも受験仲間をつくろう

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経験上、これが一番たいせつなことだと思う

 

1人きりで勉強したほうが、無駄なノイズ的なやつが入らなくていいとかなんとかと思われることが多いが、そんなことは断じてない。

 

1人よりも仲間といるほうが、効率のよい勉強方法を教え合える。

1人よりも仲間といるほうが、わからないところを教え合える。

1人よりも仲間といるほうが、勉強の質・量ともによくなる。

 

ライバル兼仲間の存在は、なによりモチベーションの維持になる

 

これは理屈ではない部分が大きいような気がする。

 

「早く行きたければ1人で行きなさい。遠くへ行きたければみんなで行きなさい」というアメリカのことわざがあるが、ひすいこたろうさんはこう言っている。

 

早く行きたければ仲間と行きなさい。遠くへ行きたければ、やっぱり仲間と行きなさい

 

がんばる理由をつくる

ぼくは何のためにこんなにがんばっているんだろう?」と考えたことはあるだろうか。

 

この機会に一度考えてみてほしい。

 

年収がいいから?社会的地位がほしいから?会計士の仕事がおもしろそうだから?監査法人に勤めれば安泰だから?親に安心してほしいから?

 

なんでもいいんだけど、ぼくがそれなりにがんばれたのは、なにか自分を高めれるものを探していたから。

あとは、周りのひとが応援してくれたから。

 

自分を高めるために会計士試験の勉強を始めて、すると周りが応援してくれるようになって、そしたらなんか逃げるに逃げられない状況になってしまった。。

 

伝えたいことは、辛くなったとき、その”がんばる理由”を思い返せば、ちょっとはモチベーションを取り戻せるんじゃないかっていうことだ

 

思っているより効果あるよ

 

会計士試験の特徴を考えれば、基礎がいちばん大事

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会計士試験だけでなく、他の試験にも言えることだが、「ただがんばって必死に勉強をすればいい」という単純なものではない。

 

あなたもきっと気付いていると思う。

 

がんばり方を工夫しなければ、なかなかライバルには勝てないのがこの試験だ。

 

ところで、合否はどこで決まるのか。

 

そんなもん、答えられるかい」っていう問題では差はつかないはず。

 

だったら基礎論点をどれだけおさえられたかで合否が決まる。

 

基礎論点の完成度で合否が決まるのだ

基礎論点の完成度が高ければ高いほど、合格しやすいのだ

 

応用的な問題を解けるようになったからといって満足してはいけない理由がここにある。

 

つまらなくなるくらい基礎の問題をくりかえし解いていけば、きっと最短で合格に近づける。

 

”単純接触効果”を会計士試験に応用する簡単な方法

単純接触効果とは、初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。-Wikipedia

単純接触効果は勉強にも応用できる。

 

接触回数を増やせば増やすほど、人間の脳はそれを重要な事項だと判断するようになる。

 

つまり、くりかえしテキストを読む、くりかえし同じ問題を解く、といったことをすることで脳に定着しやすくなるのだ。

 

実はぼくたちの身の回りにもこの効果が利用されている。

 

例えば、広告

テレビ、ラジオ、インターネット等で何度も何度も目や耳に入ってくる広告・CMのことをぼくたちは無意識のうちに憶えてしまっているのだ。

「はっじめての~♪」

この続きはきっと誰もがいえるだろう(アコム)。

 

それをぼくたちは憶えようとして憶えたわけではない。

 

接触回数が増えたことにより、それを自然と憶えてしまった一例である。

 

では、この単純接触効果を用いるためには、具体的にどのように勉強すればいいのか。

 

初見の問題を完璧に復習しようとしたり、テキストをじっくり読み込もうとしたりすると、 どうしても時間がかかってしまったことは、これまでにもよくあったかと思う。

 

接触回数が多いほど人間の脳には定着しやすいということは、長い時間かけて完璧にテキストを読み込むよりも、ある程度適当でいいので、短い時間で何回も読むという方法が効率のよい勉強方法となる。

 

なので、ここで勉強のおおまかな目安となる基準を紹介する。

1 回目は理解度 50%程度
2 回目は理解度 70%程度
3 回目は理解度 90%程度

というのを基準として、復習をしてみてほしい。

 

1 回目では理解度 50%でいいので、 気持ち的にもラクに勉強を進められ、 比較的短時間で勉強を片付けることができるかと思う。

 

最初はわからない箇所がたくさんあるのは当たり前。

 

あまり気負いせず、「わからなくてもいいや」というようなラクな気持ちで勉強に取り組んでみよう。

 

”エビングハウスの忘却曲線”を徹底的に活用するための学習法

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”エビングハウスの忘却曲線”というのを聞いたことがあるかと思う。

 

人は学習をした 内容をその1 時間後には56%を忘却し、1 日後には74%を、1週間後には77%を忘却してしまうというものだ。

 

せっかく勉強したのに忘れてしまっては困る。だからこの理論を逆手に応用する

 

復習のスパンを短くしてみよう

忘れる前に復習を行ってしまえばいい。

 

そうすれば、効率のよい復習が可能となり、 その記憶を強固なものにすることができるようになる。

 

では、具体的にはどう復習を進めていけばいいのか。

 

例えば、初見の答練を解いたとする。

その答練の復習はできるだけその日中に行うのがベストだ。

そして翌日にも同じ答練の復習を行い、その 1 週間後にもう一度復習を行う。

  • その日
  • 翌日
  • 1週間後

こうすることで、脳科学にかなった勉強が成立する。

 

この理論は必ず、学習したことを脳に定着させることに大いに貢献してくれる

 

闇雲に努力するのも悪くないが、賢くスマートに努力する方がラクだし、大きな効果も期待できるはずだ

 

復習を効率化させるために自分の感情とともにメモを残す

問題を解き終わったときに、ちょっとしたひと工夫を加えてみてほしい。

 

そのひと工夫とは、「解いた問題のでき具合のメモを感情をまじえて残しておく」というものだ。

 

このままじゃ少しわかりにくいので例を挙げてみよう。

 

例えば、答練を解いたとする。解き終わった後、その答練の表紙にこのようなメモを残してみてほしい。

「30 点、全然ダメ、もう 1 回」

「65 点、まだ不安だからラスト確認」

「90 点、もう解かなくていい」

 

このときのポイントは、点数だけじゃなく自分の感情を自分の言葉で残しておくこと

 

「65点」と書かれているだけじゃ、次に見たときもう一度復習すべきかビミョーな気持ちになってしまうはず。

 

「65点かぁ。一応もう一回解いておいた方がいいかな。いや、でもけっこうできてるし時間の無駄かな。てか復習するのめんどくさいな←」

 

…そのため、自分の言葉もセットで残しておくが重要なのだ。

 

「不安だから」もう一回確認するのか、はたまた「もうだいじょうぶ」だと感じたからもう確認はしなくていいのか

 

これを応用するテクニックとして、「問 7 だけもう 1 回」などと書くと、局所的な復習も簡単にできるようになる

 

こうして苦手な論点だけに絞って、どんどん回数をこなし接触回数を増やしていくことで、苦手な論点をつぶしていくことができる。

 

脳内で定義を復唱する

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読んだテキストの内容を脳内で復唱してみよう

 

この技を使っているのと、何気なくテキストを読んでいるのとでは、大きく差がつく。

 

例えば、財務の資産の定義。

 

「資産とは、過去の取引または事象の結果として、報告主体が支配している経済的資源をいう。」

 

これを頭の中でもう一度復唱する。「資産とは、・・・」

 

はっきり言って、これはけっこう労力が必要だ。

 

ただ、このひと手間をかけるかかけないかで、脳への定着率は大きく変わってくる。

 

記憶も筋肉もいっしょだ。負荷をかければ強固になる。

 

負荷が高ければ高いほど強固になるのだ。

 

脳内言語で復唱するのってけっこう労力がかかる。

 

それだけ負荷がかかっている証拠。

だとしたら強く記憶に残るのは間違いない。

 

ただし、最初から完ぺきに暗記する必要はない。1 回目は 50%でいい

 

簡単でいいので、脳内復唱を行い、 さらに接触回数を重ねることで、自然と暗記できているはずだ。

 

睡眠時間をぜったいに削らないほうがいい理由

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睡眠の効果は2つ。

1つは疲労の回復や損傷してしまった神経細胞の補強。もう1つは記憶の定着

 

人間は、寝ている間に記憶に残すべき重要な情報とそうでない情報を取捨選択している。

 

ちなみに、東大に合格した受験生は、平均7時間前後の睡眠時間を確保していたとか。

 

また、思考や集中力をつかさどる脳の部位は、”前頭葉”という箇所。

 

前頭葉は、生活の中でさまざまな選択を行っていくうちにどんどん消費されていっている。それに比例して、どんどん集中力も落ちていく。

 

前頭葉は、しっかりとした睡眠を確保することでげんきになる

 

前頭葉がげんきでない状態で勉強しても、あまり効果は期待できないので、睡眠はぜったいに削らないほうがいい。

 

夜だけでは十分な睡眠時間を確保できないなら、ぜひ「昼寝」を取り入れてほしい。

 

昼寝にももちろん、前頭葉を回復させる効果がある。

 

15分のパワーナップは、3時間の睡眠に匹敵するという。

 

受験生であれば、イスに座った状態で目を閉じ、腕を枕にして15分仮眠することがパワーナップとなり得る。

 

これを活用しない手はない。

 

勉強するための場所を整える

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勉強するための机なら、そこに向かった瞬間に、勉強スイッチがONになるような環境が整えられていればベストだ。

 

勉強机にモノを置くなら水色がおすすめ

水色には集中力を高め、体感時間を短くする効果があると言われている。

 

逆に赤は最悪。闘争心が掻き立てられちゃうらしく、思考力が低下してしまう。

 

また、机に鏡を置くことで、だらけ始めたときの抑止力になる

 

「理想のおれはこんなもんじゃないはず!」と今の自分と理想の自分を比べて、理想の自分に近づけようと思う力がうまれる。

 

ところで、家で集中できない理由って、テレビ見れたり漫画読めたりといろんな選択肢があるからなんだとのこと。

 

だから勉強する机には勉強する以外、ほかの選択肢がないようにする。

 

ここに来たら勉強するしかない状態をつくる

 

これが勉強のトリガーを引く方法だ。

 

あと、勉強する場所を変えるというのも効果的。

 

人は、しーんとしたところよりも、ちょっとだけざわざわしているところの方が集中できるっていう研究もある

 

それが、カフェだったり、電車の中だったりする。

 

実際にぼくは、テキストの読み込みはいつも電車の中で行っていた。

 

座ってテキストを読み続けるのがなんだか苦手で、ぜんぜん集中できなかったのだ。

 

場所を変えるもう一つのメリットとして、人は15分以上座っていると、認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていくことがわかっている

 

ということは、場所を変えるときの立ち上がる動作で、脳に新しい刺激が伝わり、集中力を持続させることができるというわけだ。

 

会計士の勉強法まとめ

では、勉強の土台となる 9 つのことをおさらいしてみよう。

  1. 勉強の水準を高めるためにも受験仲間をつくる
  2. がんばる理由を考えてみる
  3. 基礎がいちばん大事
  4. 復習の理解度は、1回目50%、2回目は70%、3回目は90%が目安
  5. 復習の頻度は、その日、翌日、1週間後
  6. 問題を解き終えたら、点数だけじゃなくて、自分の感情もメモしておく
  7. 脳内で復唱し、記憶を強固にする
  8. 睡眠時間はぜったいに削るな
  9. 勉強するための場所を整える

以上、会計士試験の勉強法9つでした。