投資する株式や債券選ぶときの選定ポイント

投資する株式や債券選ぶときの選定ポイント

どうも、だいち(@spountant)です。

今回は、株式や債券、iDeCoの銘柄や商品を選ぶときの選定ポイントについていっしょに学んでいこう。

投資信託、確定拠出型年金、外貨、、いろいろな投資手法があるが、どの手法も「銘柄・商品を選ぶ」というステップがある。「資産運用はじめるぞ!」と意気込んでも、投資手法選びやら、銘柄選びやらで挫折してしまわないように、ここで予備知識をいっしょに蓄えていければと思う。

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銘柄・商品を選ぶ前に1つだけ確認

株式や債券、iDeCoの銘柄・商品を選ぶ前に1つだけ内省してほしい点がある。それは、「投資の目的をどこにおいているか」という点だ。

投資信託にはいろいろの種類(ファンド)があります。品選び(ファンド選び)にあたって重要なことは「投資目的をはっきりさせる」ことです。なぜなら、「投資目的」によって「保有期間」のめどが決まり、それによって「購入ファンド」が変わってくるからです。-「まず投資目的をはっきりさせよう」より

目的はそれぞれ違うので、多岐にわたるものだが、たとえば以下のような目的で投資を行う人がいる。

・老後に備えて「長期的に資産を増やす」
・「子どもの教育資金」を少しずつ積み立てる
・収入源の一つとして「定期的に運用益を獲得する」

この目的をはっきりさせると、どういう銘柄・商品を選べばいいのかの輪郭が浮かび上がってくる。

銘柄・商品選びで見るべきポイント3つ

銘柄を選ぶときにぜひ見てほしいポイントが3つある。「安全性」「流動性」「収益性」だ。

安全性

安全性とは、投資している株式や債券の会社が倒産しないかどうかだ。

「そう簡単に倒産しないでしょ」と無意識のうちに考えてしまいがちだが、10年以上つづく企業が6%、30年つづく企業が0.02%と言われている。超長期的に投資を行うのであれば、しっかり”安全性”が高いかどうかをチェックする必要がある。

安全性のチェックの仕方として、「流動比率」「自己資本比率」を見るのがおすすめだ。

流動比率

流動比率=流動資産/流動負債

「流動資産」とは1年以内にすぐお金に換金できる資産、「流動負債」は1年以内に支払い義務がある負債のことをさす。この指数は200%以上が望ましいとされている。上記の図のような例がそうだ。

たとえば、1年以内に支払い義務がある数値が200だとして、1年以内にすぐ換金できるものが100しかない場合、1年以内に資金ショートするのは目に見えている。

自己資本比率

自己資本比率=自己資本/総資本

「自己資本」とは、返済義務のない資金、「総資本」とは負債と自己資本を合わせた資本。総資本のうちどれだけ返済義務のない資本でまかなえているかの指標になる。

安全性の観点でいうと、自己資本比率は高ければ高いほどいいが、負債をせおってビジネスチャンスを掴みにいく必要もときにはあるので、収益性の観点からいうと高ければいいとは言い切れない。そういう指標だ。

 

流動性

「流動性」とは、すぐに換金できるかどうかだ。株式をイメージしてもらうとわかりやすいが、株式には相場があり、売りたい人と買いたい人がいる。その両者の金額(売りたい額と買いたい額)が一致すれば取引が成立する。

流通量の多い銘柄だと、この取引はかんたんに成立する。ただ、流通量の少ないニッチな銘柄だと注文数が少なく、自分が売りたい値段で買いたいと言ってくれる人がいない可能性がでてくる。これが換金できないリスク、流動性リスクだ。

 

収益性

「収益性」は高い成績を上げられているかどうか、効率的に利益を生み出せているかの判断の指標となる。その判断の指標となるのが、「総資本経常利益率(ROA)」と「自己資本利益率(ROE)」だ。

総資本経常利益率(ROA)

総資本経常利益率(ROA)=経常利益/平均総資本

経常利益とは、毎年でるものでない特別な利益や損失(火災など)を除いたときの利益のことを指し、企業の経営力によってたたき出された数値ともいえる。企業が「総資本を使ってどれだけ効率的に利益を上げられたか」という指標になる。

自己資本利益率(ROE)

自己資本利益率(ROE)=純利益/平均自己資本

純利益は企業のすべての利益とすべての費用を加味した利益。自己資本は返済義務のない資本で、株主に帰属するものになる。なので、自己資本利益率とは、「株主に帰属する資本でどれだけの利益を上げられるか」という指標になる。

詳細はこちらが参考になる⇒ビジネスに役立つ会計(入門編)

 

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目論見書をのぞいてみよう

目論見書とは、、

有価証券の募集あるいは売出しにあたって、その取得の申込を勧誘する際等に投資家に交付する文書で、当該有価証券の発行者や発行する有価証券などの内容を説明したものをいう。-野村證券の証券用語解説集

目論見書の中身は、

1.商品分類・属性区分
2.ファンドの目的・特色
3.投資リスク
4.運用実績
5.手続き・手数料等
6.税金

となっている。

運用実績を見たりすると、信頼できる銘柄かどうかがわかるかもしれない。上記は、日興アセットのETF(上場インデックスファンド225)の目論見書だ。

 

ケーススタディ

ここで目的別の銘柄・商品選定方法を見てみよう。

目的が老後の資金の貯蓄だとしたら。。?

目的が老後の資金の貯蓄だとしたら、定期積立のようなかたちになることが多いと思う。だとしたら、安全性をもっとも重視すべきだろう。収益性もあれば嬉しい。流動性はそこまで必要がない。

なので、流動比率や自己資本比率の高い、負債の少ない企業の銘柄・商品を選ぶのが王道になる。

 

目的が現在の定期収入の増加だったら。。?

現在の定期収入を増加させたいのであれば、配当や利回りが大きい銘柄、収益性の高さをもっとも重視すべきだろう。収益性と安全性はトレードオフの関係にあることが多いので、安全性は犠牲にすることになるかもしれない。

なので、株主に帰属する資本でどれだけの利益を上げられたかの指標、自己資本利益率を指標に選ぶのがおすすめ。

 

銘柄・商品を選ぶときの選定ポイントまとめ

・投資の目的を確認する
・銘柄・商品選びで見たいポイントは「安全性」「流動性」「収益性」
・目論見書をのぞいてみるのもおすすめ

 

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