【公認会計士試験】本試験当日にうまく点をとるための5つの戦術まとめ

いよいよ本試験当日。ここまできたら大きな知識の伸びは期待できない。

 

しかし、得点を伸ばす方法ならある。

 

会計士試験はスポーツに似ていて、どれだけ能力があって、どれだけ優れた技術を身につけていたとしても、それを発揮できなければ決して勝つことはできない。

 

いかに自分の力を発揮し、いかに上手く点をとるか。

 

そのために必要な「 5 つの戦術」について実体験から紹介する。

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試験会場に持っていく荷物を絞ろう

本試験で緊張を和らげるためには、ある程度工夫が必要だ。

 

けっこう効果的なのが、「試験会場に持っていく荷物を絞る」ということ。

 

本試験の間の休み時間に終わらせられるはずのない量の教材をたんまりと持ってくる受験生がかなりいた。

 

そして、それをすべて確認しようとするも、明らかに時間が足りないだろうという量。

 

ぼくは「あの論点とあの論点確認できていない。。。もし、そこを出題されたらどうしよう。。。」という不安を抱えたまま、試験を迎えたくなかったので、試験会場に持っていく荷物は最低限に絞った。

 

本試験の前日に本試験直前の休み時間、何を勉強しようか決めてしまい、その教材だけ持っていく。

 

ここで役に立つのが「自分だけのミスノート」だ。

参考記事:【公認会計士試験】直前期に大切な5つのことまとめ – むーびんぐ

 

限られた休み時間にミスノートを開き、本試験が始まるまでにすべてを確認し終える。

 

そうすると、「もうやれることはやった!」 という自信がみなぎり、緊張と興奮が混じった最もいい感じの精神状態で本試験に臨めた。

 

たくさんの教材を持っていきたくなる気持ちはわからないでもないが、ここは戦略的に荷物を絞ることをおすすめする。

 

「あがかず、すぐに諦める決心を」

 

わかっていたとしても実践が難しいのがこの戦術だったりする。

 

「終わったことを引きずらない」というシンプルなものだが、わかっていても実行が難しいのがこの戦術のやっかいなところだ。

 

いったん想像してみよう。本試験のイメージトレーニングだ。

 

短答式試験の場合

まずは、短答式試験。なんといっても管理会計論。

 

大抵の人がこの管理会計論でこける。

いや、こけたと思ってしまう。

 

そのあと、監査論も財務会計論も残っているが、どうしても管理会計論のできが気になり、 休み時間の勉強に集中できなくなったりする(初めての短答式のぼく←)。

 

だから事前に「管理会計論でメンタルえぐられるけど、そのあとの 2 科目も最後までくじけずに戦う」「諦めなければ必ず勝機はある」とメンタルをえぐられる前提で心の準備をしておいた。

 

これだけで、実際に管理会計論でこけたときでも、最後まで戦い抜くことが比較的ラクになった経験がある。

 

とりあえず、管理会計でこけても落ち込まないこと。

あなたがこけてるなら、みんなこけてるから。

 

論文式試験の場合

試験1 日目の監査論で、「スタートダッシュを切ってやる」と意気込みすぎるのもよくない。

 

監査論は 「できた!!」という手ごたえを感じにくい。

 

そして 「あぁ、監査論のできいまいちだったなあ。こんなんで受かるのかなあ。」なんて思ってしまいがち。

 

いまいちだったのは周りも同じだ。相対評価の論文式試験での監査論は、よほどのことがない限り、そこまで大きく周りと差はつかない。これはかなり当たってると思う。

 

「差はつかない!」

 

この一言で片づけて、そのあとの租税法に集中しよう(ちなみにぼくはこれで監査論を乗り切った)。

 

このように事前につまずきやすい場面を頭に入れておくことで、 本試験当日に「終わったことを引きずらない」 ということを実行しやすくなる。

 

寝ているときの夢の話をすると、人が恐い夢ばかり見るのは、現実にそれが起きたときに素早く対処できるようにしておくためだという。

 

いいかえると、寝ているときにイメージトレーニングをしているのだ。

 

だから、本試験でこけることをあらかじめ想定しておくのは、意外と重要なのだ。

 

試験問題を解く際に気を付けなければならないこと

本試験では、とにかく合格点だけはもぎとれるような戦い方をしなければならない。

 

そこでかかせない戦い方を紹介する。

  • 問題文すべてにザッと目を通し、解けそうな問題から手をつける
  • 時間がかかる問題や、解けなさそうな問題はいったん後回しにする

ぼくが実践したやり方を紹介すると、まずは問題全体を確認するためにぱらぱらとページをめくっていく。

 

そこで、できそうな問題を見つけたら大きな丸印をつけておく。

 

全体を見終わったら、その印をつけた問題から解いていく。

 

そうすることで、「解けたはずなのに時間が足りなかった」 というショッキングな事故を未然に防ぐことができる。

 

さらに、全体像を把握し、その問題量把握することで、1つ1つの問題の解答スピードの目安をある程度決めることができ、精神的にラクになる。

 

そして、印をつけた問題でも「あれ?意外と解けない。。。」 「もう少しで解法思い出せそうなのに。。。」というような問題も出てくるが、そのときはその問題はいったん置いておき、いさぎよく次の問題に移るようにしていた。

 

これも時間が足りなくなることを未然に防ぐための戦術で、また、後からもう一回解いてみると、意外とすんなり解けるということも十分にありえる。

 

この“後からのひらめき”というのは思っている5倍くらいは役に立つ。

めっちゃ役に立つ。

 

というのも、人は無意識のうちに、残っている課題について、思考を整理する習性がある。

 

だから、放っておいた問題をもう一度見てみると、スッと解けることは少なくない。

 

“後からのひらめき”に望みをかけて、いったんその問題を放置してみよう。

 

ただし、注意すべきことは、「後から戻って解く!」と決めたのはいいものの、その存在を忘れてしまうことだ。

 

また、その問題を解く時間を残し忘れるという事故もよく起きる。ここだけは注意しておこう。

 

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本試験でこれだけはやってはいけない

あと1点が足りずに不合格となり涙をのんだ受験生は、過去、数え切れないほど存在する。

 

あと1点のために、もう1年勉強するのは、あまりにも残酷過ぎる。。

 

だから、「わからない理論問題があれば、何かしらの定義を書いておく」ことは必ずやっておこう。

 

白紙は絶対にNG。ダメ、絶対。

 

短答式試験なら、すべてのマークをとりあえず塗りつぶすはず。

同様に、論文式試験でも何かしら埋めてしまおう。

 

白紙はどう転んでも点数が与えられることはない。

何か書いていれば、1点でも与えてもらえる可能性はある。

 

どうしてもわからない問題であれば、その問題に関連した何かの“定義”を書いておく。

「資産」の定義
「費用」の定義
「引当金」の定義

そうすると、部分点が1点でもくるかもしれない。

何も書かないよりはよっぽどいい。

 

また、白紙をなくし、解答用紙をすべて埋めることで、なんとなくできた気になる。

 

そうすると、「できなかった」と引きずらなくて済み、次の科目も落ち着いて臨むことができるという副産物もあった。

 

なので、わからない箇所があれば、何かしらの“定義”だけでも書くようにしよう。

 

試験においてもっとも重要なのに忘れがちなこと

この考え方ができるだけで、15点くらいは稼げるんじゃないかと本気で思っている。

 

本試験になるとつい忘れてしまう、でも問題を解く上でものすごく大切なこと。

 

それが「問題文を隅から隅までよく読む」ことだ。

 

「絶対にケアレスミスは起きる」「1問は絶対にもったいないミスをしてしまう」というふうに常に考えておくことが大切だ。

 

ぼくは、問題文を読むとき、印をつけながら読んでいた。

どこかにメモをしながら読むのもいい。

 

素早く文意を読み取ることも大切だが、正確に指示されたことに対応することも大切だ。

 

もし、時間が余ったら、絶対に終了時間ギリギリまで必ず見直しをしよう。

 

「絶対にどこか読み間違えている。どこか勘違いして解釈している。」と頭で反芻しながら見直しをする。

 

1 度読んだ文章なので、固定観念により、1回目と同じ解釈を自動的にしてしまうおそれがあるが、

 

「本当にこの解釈で正しいのかな?」というふうに懐疑心を発揮して、問題文を読み直す。

 

そうすることで、もったいないミスを発見することができるはずだ。

 

会計士試験の本試験当日における戦術まとめ

  • 本試験に持っていく荷物を絞る
  • 終わったことを引きずらない
  • 問題文すべてにザッと目を通し、解けそうな問題から手をつける
  • 時間がかかる問題や、解けなさそうな問題はいったん後回しにする
  • わからない理論問題があれば、何かしらの定義を書いておく
  • 白紙はNG!
  • 問題文を隅から隅までめっちゃよく読む

よし、自信を持って。あなたならできる…!

 

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